『季節野菜のポタージュ』
2024/09/24
『季節野菜のポタージュ』
うちに来たらまずは食べてもらいたい一皿。
これから寒くなっていくので尚更1皿目に最高です。
季節や仕入れにより内容は変わりますが、前回に引き続き今回は鹿児島の伝統野菜の与論カボチャとバターナッツを使いました。
・弱火で3時間ほど炒めた飴色玉ねぎ
・カボチャ、バターナッツ
・塩
・カボチャ茹でた茹で汁
のみで作ります。
シンプルだからこそすごーく気を遣いますが、ピシャっと出来上がると嬉しいものです。
玉ねぎの量、水分量、塩加減、カボチャの配合、どれかが合わないだけで、食べたときに「うーん。。。」ってなっちゃう諸刃の剣。
これにバターや生クリームや牛乳など動物性のものが入ると一気にコクや味がついて皆さんのよく知るポタージュへとなります。味も決まりやすいのです。
うちも野菜によっては使ったりもします。
普通のポタージュも美味しいですが…
野菜のポテンシャルを感じれる。
そんなポタージュを是非お楽しみください。
P.S
ここ数年、味の濃い料理もすごく増えてきました。
コンビニ弁当とか代表例でしょうか。
素材の味ではない何か。です。
今思えば、おばあちゃんが作った料理って普通なのに美味しかった。など思い当たる人も多いかと思います。
よくよく思い出せば、椎茸とか鰹節とかの出汁を必ず取ってたり、筑前煮はバラバラで味付けして煮込んで、その小鍋が台所にたくさんあって、食卓に並べるとき全てを合わせていたり。
今では簡単に時短できたり便利な代用品がありますが、そのころは何もなかった。
最近では、特に若者に多いらしいのですが、しっかり取ったお出汁などの味を感じにくい人もいるみたいです。
なので、味がしない。薄味。と言われることもあるよ。と和食の料理人の方から聞いたことあります。
赤ちゃんに食べさせる離乳食。
お出汁を取ってカボチャ潰して柔らかくして…ってしますよね。
あれ?なんか作り方が似てるなぁ。
すいません。含みを入れてしまいました。
そういう考えも大切ということです。
ちなみに否定はしてません。
僕の最近のブームは冷凍食品オールコンプリートすることです。笑
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